修了式、生徒の言葉

 年度の締めくくりとなる修了式は、高3・中3が卒業して人数が少なくなったこともあり、久しぶりに全校生徒が一堂に会してメインホールで行いました。機会あるごとに私は生徒たちにメッセージを届けねばならないのですが、2回とか3回ならなんともないのです。しかし、式典や入試イベントなども含めて、結構こういう機会が多く、どんな話をしようかと考えて夢の中でも考えていることがあります。普段からネタ帳を作っておかないと、同じことばかり話すわけにはいきません。生徒たちに学校を代表して話をするのはまさに校長の特権。正しく行使しないといけませんね。

 式の後、各クラスでホームルームをして、昼までで帰っていく生徒が、声をかけてくれました。最初は中学の男子生徒。
 「校長先生、一年間、お世話になりました。来年度もよろしくお願いします」「こちらこそね。気をつけて帰ってね」。それだけでも嬉しかったのに、もう一人、今度は高校の男子生徒です。
 「ありがとうございました。とても楽しい一年でした」「それはよかった。こちらこそ、ありがとうね」。
 「追手門学院中・高ってどんな学校ですか?」と訊かれることがあるのですが、こんな生徒がいる学校なんです。