2学期始業式、自己理解学習と「語れるすごろく」クラウドファンディング目標達成

 生徒は元気に来てくれるだろうか。2学期の始業式を迎える前の多くの教員の思いです。私は担任をしなくなって20年ほどになりますが、立場は違え、今も同じ気持ちでいます。

 今日の始業式では、生徒たちが元気な姿を見せてくれました。もちろん、元気そうに見えて心の中はそうでない生徒がいるので、そこは担任の先生によく生徒観察をしてもらわねばなりませんが。夏期休業中に長期入院になるような大きなけが等はなく、ご家庭で過ごされましたことについて、保護者の皆さまに感謝いたします。また、暑い中を無事にクラブ運営をしてくださった指導員の先生方にお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 さて、始業式は、暑さのことを考えて、オンラインで各教室につないでのものとしました。生徒会役員の生徒からは、学校のルールの見直しをめぐっての取り組みについて全校生徒に関わってもらいたいとの訴えがありました。

 また、創造コース1期生の生徒が取り組んできた、自己理解学習のための「語れるすごろく」開発に関する発表がありました。3人組のチーム「わたがし」は、「語れるすごろく」というボードゲームを開発し、起業を果たし、クラウドファンディングに取り組んで、見事に目標を達成しました。正直に申し上げますと、私は目標額を集めるのはかなりしんどいと思っていたのですが、生徒の力を見くびってはいけません。おめでとう、という言葉と同時に、ごめんなさい、という言葉が同時に浮かんできました。しかし、よくやりましたね。ご協力いただいた方も、ひょっとするとこのブログをお読みかもしれません。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。