すぐにブログに書こうと思いながら、時間が過ぎてしまいました。今日は1月30日なので、もう少し前の自分のFacebook のアカウントに投稿した文章を再録し、1月1日付けで投稿しておきます。 ”PERFECT DAYS” という映画についてです。
元日に観に行って、先生方にも生徒たちにも「ぜひ観て」と言っている『PERFECT DAYS』。監督がヴィム・ヴェンダースで、役所さんが主演だから楽しみにしていたが、新年初めての映画としてはいい選択だった。観る人によって様々な解釈ができるし、多くの気づきが得られる映画なので、詳しいことは書かない。ぜひ観てほしい。
と言いながら、一つだけ。写真を載せたルー・リードの『トランスフォーマー』から『パーフェクト・デイ』という曲が映画で使われている。この名曲を背景に、役所さんが自転車で走っているショットは、それだけでもこの映画を観る価値があると思えた。そして役所さんの姪という設定で登場する女の子の名前が、ニコ。どんな字を書くのだろうと思ったけれど、ニコなんだね。勝手な想像だけど、ルー・リードが在籍したヴェルヴェット・アンダーグラウンドの“THE VELVET UNDERGROUND & NICO”というアルバムで歌っていたNICO の名前から採ったのかと思った。こんな想像ができるのも楽しいね。
さあ、今日も平山(役所さん)みたいに、空を見上げて一瞬一瞬変化していく木漏れ日の様子を楽しみながら、パーフェクト・デイを積み重ねていこう。