新キャンパス・新校舎への引っ越し、それと同時期に始まったコロナ禍、本校の行事の在り方はまだ移行期にあります。単純にコロナ禍の前の時期に戻そうという考えはなく、本校らしい行事の在り方を追求していこうと考えています。帰国後、なかなか疲れがとれず、入試関連イベント等で体験旅行の記事を書くことができないまま時間が過ぎてしまいました。速報的には、教職員がHPにたくさんの投稿をしてくれましたので、私のブログでは、少しのんびりと振り返りをしておこうと思います。
今年度の学校旅行は、「体験旅行」としてSS・Ⅰ類・Ⅱ類の生徒は対馬・長崎方面とスリランカの選択制、創造コースは高知への探究旅行、スポーツコースは沖縄へ研修旅行に出かけます。私は今回、スリランカ旅行の第2グループの団長として生徒たちと行動を共にしました。実は、本校の高校生の学校旅行としては、スリランカは初の海外旅行。対馬も学校旅行として100人を超えるような人数での上陸は史上初でしたが、スリランカへ総勢300人を超える規模で学校旅行団が訪れたのも史上初のようです。せっかくの学校旅行なので、家族旅行で行くことがほぼないだろうと思われる地域を訪れたいという思いが強かったのです。
初日は移動だけの行程です。シンガポールのチャンギ空港でトランスファーのための待ち時間がたくさんありました。私は初のチャンギ空港で、その広さや店舗数の多さに圧倒されっぱなし。とはいえ、生徒たちの安全面に気を配りながらも、自分なりに楽しまないと、また嫌いな飛行機の狭い座席でおとなしくしている時間を迎えねばなりません。空港では、英語を使って、係員の方に行く先を尋ねたり、店で買い物をしたりする生徒の姿が見られました。私が一番感心したのは、空港内にひまわり等の花がたくさん植わっていたことです。造花ではありません。空港というのは大体無機的な感じがするものですので、飛行機に再び乗り込む前にホッとできる時間を過ごすことができました。