可能性への挑戦! クリスマスボウルへ

「可能性への挑戦!」という文字が刻まれたプレートが学校の正門を入ったすぐ左手にあります。高校在学中に、車による交通事故に巻き込まれてお亡くなりになったランバージャックスの生徒のことを忘れずに日々の生活を送るために、設置されたものです。部員たちは、このプレートと桜の木の前を通るたびに一礼をします。

 ランバージャックスは、第55回 全国高等学校選手権大会に出場し、崇徳高校、立命館宇治高校に勝利し、今度は箕面自由学園高校との一戦。これまで何度も跳ね返されてきた相手で、この前の試合は、関西学院高等部を破って勝ち上がってきたチームです。1Qこそリードを許しましたが、それ以降は完全にランバージャックスの強さが全開で、37-17で勝利しました。ランバージャックスは、プレートに刻まれた言葉を現実のものにしようとしています。春の関西大会から、また、少し前の秋の大阪府大会から、全く生まれ変わって、一戦一戦大きな成長を遂げています。「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」。三国志の言葉を思い出します。

 12月1日は、クリスマスボウル(大学のアメリカンフットボールで言うと、甲子園ボウルにあたる)出場をかけて、啓明学院と対戦します。まずは、怪我無く、緊張感を持った試合にいたしましょう。追手門のフットボールのすばらしさを、全国に伝えましょう。それができれば、試合の結果は、自ずとついてくるでしょう。ランバージャックスの桜は、いつもあなた方を応援してくれています。