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年度末ですね。毎日があっという間に過ぎていきます。今日は、会議等の合間を縫って創造コースの3期生のアート・プロジェクトの発表会に行ってきました。
アート・プロジェクトと言いましても、上手に絵が描けることが目的ではありません。絵を描いたり、何かを作ったりするのはあくまでも手段です。「真・善・美」の中の「真」をテーマとして、自分にとっての真とは何かを考えてアートで表現することがテーマです。
もちろん答えが一つではありませんし、抽象的な表現をしている場合も多いので、見る側もいろいろと質問をすることになります。そこでなるほど、ということになる場合もありますが、一方で、「作品」をどう捉えるかは見ている側次第であるという考え方もありますからね。作者が説明する、鑑賞者が解釈する、そのどちらもいいし、それが楽しいとも言えるのでしょう。
ご来校いただいた保護者の皆さまも、高1でこういう作品を作って、自分の考えてきたことを話せるなんてすごいですね、と感心しておられました。はい、私も本当にそう思います。1年間の生徒たちの成長が象徴的に表れているプロジェクトの発表会でした。お忙しい中ありがとうございました。