COLLABORATE協働する学校
特徴
知識や知恵を吸収し合い、
発想の枠を大きく超えていく
互いの知識や知恵、考え方を交換し、学び合いながら課題解決に取り組む協働型学習に力を注いでいます。他者とのコミュニケーションやプレゼンテーション、役割分担やリーダーシップといった対人関係にも重きを置き、思考力や判断力、表現力などを養います。
PROJECT 01
ペア、グループでの活動
友だちとともに、ICT機器を用いたりしながら新たな学び・経験につながる「気づき」を得ることができ、学びが深まります。また、コミュニケーションスキルや表現力を養うことができます。
PICK UP!
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他者と知識や意見を交換し、互いに学び合いながら学習を深めます。多くの人の意見を聞くことで、自分の考えが深まります。
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出される課題に合わせて、役割を分担したり協働したりしながら、応用問題や難問にチャレンジします。
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ペアで協力しながら、実験を進めます。顕微鏡使用の手順を確認したり、植物の細胞の長さを測ってみたりしながら教科書の知識の確認を自分の目で確認しています。
PROJECT 02
追手門モジュール
追手門ならではのOM(追手門モジュール)の時間で、一日の振り返り・面談・クラス活動に取り組みます。大人数から少人数まで、さまざまな場面での発表の場が用意されています。授業準備や課題の確認、テストに向けた学習計画など1人では気づかなかった視点を周りの友だちや先生から得ることができる時間です。
PICK UP!
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振り返り
短期・中期・長期などさまざまな振り返り(リフレクション)を行います。時には発表も行います。
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面談
年に数回、担任の先生と面談を行います。個人的な相談もしやすい環境です。
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グループ活動
OMやHRでは振り返り(リフレクション)をグループで発表したり、防災についての取り組みを考えたり様々な取り組みを行います。
PROJECT 03
行事での活躍
生徒会、生徒会実行部、学級役員、クラブなどが中心となり、さまざまな取り組みを企画運営します。学校全体の取り組みから学年・クラブの取り組みまで、生徒が主体となって意見を出し合い企画します。先生方とも話し合いを進め当日の運営も行います。
PICK UP!
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卒業式準備
卒業式に向けて在校生全員で準備をします。お世話になった先輩に感謝の気持ちを込めて、教室や校舎内の飾り付けをしたり、テープカーテンでお祝いの文字を創作するのが伝統になっています。
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栞澪祭(文化祭)
栞澪祭とよばれる文化祭では、各クラスで催し物を行います。クラスで「何をするのか」から話し合って、文化祭当日まで協働する力が必要です。
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学年行事
学級委員が集まって先生方とともに話し合い、企画運営を行います。校舎内で交流を深めるワークをしたり、グラウンドでドッジボール大会やおもしろリレーをしたり、みんなで楽しめる内容を考えるのは難しいですが、クラス・コース関係なく一緒に過ごせる時間はかけがえのない時間として心に残ります。
TEACHER’S NOTE
協働する学校について
授業での「協働」を具体的に見ていくと、例えば数学でしたら、ある問題に対しての答えやその過程の解法というのはもちろん持っていますし、それを上手に伝えることもできます。けれども、生徒たちにやってほしいのは、一方的にそれを聞くことではありません。この問題に対して自分はまずどういう風に考えるのか、横に座っているクラスメイトはどういう風に考えたのか、思考やアプローチを他者と共有することで相互的な気づきが生まれます。その答えに至るまでの過程を直線で結ぶのではなく、くねくね蛇行しながら色々考えることが、大切なことだなと思っています。2人以上の人間が考えを出し合うことによって、新たな考えが出てきて、それを行動に移すことで、また新たな気づきやアイディアに出会う、その行為こそが「協働」の醍醐味、相互作用かなと思います。
生徒インタビュー
日々の学校生活の中で
積極的な自分へと変化
これまでの高校生活で成長できた点は積極的に取り組むという点です。中学時代は自分から立候補するタイプではありませんでしたが、実行部の活動に参加していくうちに自然と部長になってみたいなと思えるようになりました。同時に、日々の学校生活の中でも積極的に取り組むことが増えました。私には夢(なりたい職業)があって、それにつながる勉強や、学校外での活動にたくさん取り組みたいと考えています。担当する体育祭は実施する競技やルール、その他の準備に関することなど全てを生徒中心で決めていきます。生徒主体だからこそ責任が重く大変なこともありますが、その分やりがい・達成感はとても大きいです。
- H.Fさん
- 創造コース2年 生徒会実行部
生徒インタビュー
先生たちとの関わりの中で
学校の見え方も変わりました
実行部として文化祭(栞澪祭)を全て1から企画しています。そのため、先生方との関わりが多いです。真剣に向き合ってくださるからこそ、よりよいものへ挑戦したい!という気持ちになります。また一方で、最初抱えていた疑問や不満も先生方の思いを知ることで理解することができ、違う視点から考え直すようになりました。追手門の文化祭はとても楽しいです。有志団体としても参加できるというのが推しているポイントです。自分の得意とするパフォーマンスを勇気を出して発表するというのは緊張もするけれど、誇らしいことで自分の成長を感じられる機会になると思います。
- Y.Hさん
- 創造コース2年 生徒会実行部