プロと学ぶデザインの一歩
本校を設計していただいた、類設計室の方々をお招きし、「デザイン」についての特別講座を開催しました。
そもそも、この企画はODA[追手門デザインアワード]の一環として設置したもの。
在校生に内在する、ゼロから何かを新しく創り出す力を表現する場として昨年度から実施しています。
本校のデザインに込められたメッセージ
本校設計に際して、新しい時代にふさわしい、これまでに無い、学校を設計して欲しい、という難題を受注した類設計室さんが凝らしたデザインの工夫、その一方で現実問題との対峙、苦悩など、新しいことへの挑戦から生じるリアルなお話が進んでいきます。
ペンをもって考察・・
2つ目のステージでは、講座を受けた生徒たちが、実際にペンをもってデザインに挑みます。五角形のマスに、自由に窓や扉を付けてみるというお題に、生徒の発想が広がっては、それぞれの思いを乗せた指先が動きます。
他者との関りの中で、着想を得る
最後は自らが描いたちいさなデッサンを持ち寄って、そこに込められた物語を語り合う学び合いへ。以下は生徒たちの感想の一部です。
「新しいものを生み出す時に、他の人の意見を聞いて参考にするということはとても大切なのだと改めて分かりました。建築系の仕事に就きたいのですが、就くために努力したことなどありますか?」
「今回の特別授業でそれらについてよく知ることができ、益々デザインに興味を持つようになりました。デザインする時のコツや大事にするべきことも学べて、いつかものをデザインする時はそれを参考にして創造していきたいと思った。」
「自分は文系に進んだのですが幼稚園児のころから現在まで建物の配置を考えたり、野球が好きです。野球場の設計を考えてみたりするのが何も考えていなかったんですがよく考えたら設計とかが好きなんだなと感じました。」
ODA本選は10月末に
今日の講座を受講して、興味を持った人の中で、一人でも多くの生徒が、ODAの本選にもエントリーしてくれることを願っています。
ODAの本選は10月28日に総持寺大学キャンパスにて。
デザインや表現に関心が深い人、
頑張る友人を応援したい人、
何となく時間がある人、
ぜひ、積極的なご参加、お待ちしています。