中学
スクールライフ

【中2】お金を軸に歴史を考える

江戸時代も終盤戦

中学2年生の歴史は、いよいよ江戸時代の後半に入ってきました。
200年以上安泰であった幕府の政治は、社会や産業構造の変化に対応しきれず、
改革を繰り返しては失敗し、やがて崩壊へと向かう・・、
授業はそんな物語の一部です。

その時、農村で何が起こっていた?

その日のテーマは農村における「問屋制家内工業」から「工場制手工業」への変化の過程。
一見地味なテーマですが、掘り下げて考えると、【富の分散】【資本の集積】
【分業制】【人口の移動】など、その後の社会に影響の大きい、
重要な経済的ワードがあふれてます。

忙しい授業展開

授業は、
→ タブレットを使用した前回までの復習 
→ 本授業テーマの学習 
→ 振り返り
生徒たちにとってはそれなりに「忙しい」展開。
個人、グループ、個人と形態を変えながら、
聞いたり、話したり、打ち込んだり。

お金ってなんだろう・・?

昨年度の地理、そして今年度の歴史。
授業の根幹に経済的視点を設け、
「何のために、〇〇があるのか、行われたのか」
「それが、その後の社会に、どれくらいのインパクトを与えたのか」

お金という人間にとって不可思議な存在を軸にしながらの考察は、
遠い世界のことでも現代の自分の周りの世界や価値観に通じる学びになることだと期待しています。

授業を通して、生徒たちが「お金ってなんだろう・・?」というもやもやが深まれば。
そう思いながら、今日も授業が進みます。
定期考査までも、あっという間だ!
(社会科教員)