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【中1】社会 東南アジアから考えるSDGs

普段スーパーなどで目にするバナナ

その多くがフィリピンで生産されています。はじめにフィリピン政府がバナナの価格引き上げの申し入れをする事例から現地の農園の人々の生活を考えました。SDGsから「貧困をなくそう」など、バナナ問題について考える生徒たち。するとフェアトレードの商品を買うことが挙げられます。

「日本がフェアトレードの商品の輸入を優先すると誰が喜ぶ?誰が悲しむ?」

そういった問いから「日本にいる生活が苦しい人」のことも考える必要性があることに気付きます。

大切なことは、同じSDGsの「貧困をなくそう」にも立場によって意見が変わること多角性です。

さらに経済的な見方だけでなく、「マングローブは生活のために切って良いか」の問いを加え、環境的な見方や生活の見方など多面性を得ていきます。

同じことが起きても人によって見え方が違う。さまざまな観点や他者の視点を踏まえて、意見を形成していくことを目指しています。さまざまな立場の人を「尊重」するとはどういうことか、社会科で問い続けています。