◆プロのデザイン講座
10/4(金)放課後の時間を利用して、プロのデザイナーによる、デザイン講座を実施しました。来ていただいたのは、本校のデザイン・設計に携わっていただいた類設計室の方々。昨年度に引き続きの特別講座です。
まずはウォーミングアップとして、真っ白な用紙に直線をいくつも描くところから。普段は罫線のついたノートに慣れている生徒にとって、戸惑いと、この後の展開への期待が膨らみます。
◆いよいよデッサン≪その1≫。
教室やキャナル、グラウンドなど、好きな場所で椅子や時計、教室など、自由に描きます。時間は20分。普段の授業より、ずいぶん短く感じるのは、気のせいでしょうか(笑)
それぞれのデッサンを持ち帰った後は、プロと自分の「作品」を見比べてみます。
描く際に気を付けるべき基本的な技法・テクニックを教えてもらい、改めてデッサンに取り組みます。
◆小さなヒントでしなやかに芽が伸びる
2度目のデッサンでは、アドバイスを受けて、自分の画力が格段に上達することに驚く生徒たち。
デザイナーの喜田氏は「上手く描こう、とすると、自分の手元に夢中になる。でも大事なのは【正確に視ること】。アウトプットの力を磨こうと思ったら、最初は、とにかくインプットに力点をおくべきです。」と語ってくれました。
何かを描くことを通して、「モノの見方・感じ方」の感度も上がってくれたのではないでしょうか。
ODAの本選は、11/3(日)。今回の講座には参加できなかった人も、ぜひ関心を持ってもらえると幸いです。