◆税理士による特別授業
11/14(木)創造コース政治経済の授業では、現役の税理士である船橋充さんに来ていただき、特別授業を開講いたしました。
授業では、船橋さんが税理士を目指すことになったきっかけから始まり、
高校生が学校卒業後に待ち受けるであろう、所得と税の関係についてレクチャーしてもらいました。
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◆まあまあ引かれた後の手取り額
額面と手取りの金額の差を、自分のPCのエクセルシートを使用しながら計算する生徒たちからは、「結構引かれるんだ・・」「社会保険料を初めて実感した」といった言葉が教室内で飛び交います。
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◆おにクルの価格
2時間目は先月利用した、茨木市の複合施設「おにクル」の「価格」を考えよう、というワークショップへ。
生徒たちが実際に利用した施設の利用料を予め示されたうえで、利用する側と貸し出す側に分かれ、改めてその価格設定を行います。
それぞれのチームでは、【ちょうど良い】価格設定がいくらなのか。相手を説得できる材料を、ネットに一般公開されている多数の一次資料を活用しながら考察します。
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◆意思決定表現の方法は・・?
それぞれの班の主張を発表し、最後には一番納得した班に投票。
船橋さんはこの時間を通じて、
「異なる価値観、意見を主張したり、聞いたりして、最終的に解を出す。
その方法は投票という手法。大人が選挙で行っていることと、まったく同じなのです。」
「皆さんの多くは18歳となり、選挙権も持っています。
開示されている情報を、自ら知るように動くこと、自分の意思決定が社会の変化の一部になることを、ぜひ覚えておいてください」
とまとめられました。
生徒たちにとって、税という遠くて近い存在から、今後の社会や自分自身を考える、ひとつのきっかけにしてもらえたとすれば幸いです。
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