【進路】探究評価型入学試験で関西学院大学に合格!
創造コース1期生の生徒が探究評価型入学試験で関西学院大学に合格しました!
早速インタビュー!!
Q 合格した学部学科を教えてください。
A 建築学部建築学科です。
Q なぜ、建築学部を選んだのですか?
A 高校に入って、進路を考えるという時に自分が将来どうなりたいのか、自分とはそもそも何が好きなのか、という自己理解があまりできていないのではと考えました。そして、自己理解を進める教材「語れるすごろく」を開発しながら、自分だけではなく周りの人たちの知らない自分を引き出すことをお手伝いしていきたいと思うようになりました。
高3になり卒業プロジェクトでアートとデザインというテーマで準備をしていく中で、相手の好みを聞きながら作品をデザインするということがとても楽しいと改めて感じました。相手に寄り添いながら相手が表現したいと感じていることをデザインしたいと思いました。そして、それを空間の中で表現すること、そのためには空間デザインを学びたいと思い建築学部を志望しました。
Q 試験は?
A 第一次審査は探究活動の成果物を含む書類審査でした。第二次審査は、口頭試問を含む面接審査でした。
Q 書類審査の準備について聞かせてください。
A 探究活動の成果物として私は自己理解をテーマとした「語れるすごろく」という教材をクラスメイトと3人で開発したのですが、今回はその内容を提出しました。準備するにあたって、伝えたいことがたくさんあって最初は漠然としていました。担任の先生たちをはじめ探究科の先生たちと話をしながら、自分の考えを整理し、軸がぶれないようにすることを意識して準備をしました。また、商品開発の中ですごろくを体験していただいた方にアンケートを実施していたので、そのデータ集計も提出しました。
Q 合格した感想は?
A もちろん受かったことはとてもうれしいのですが、今はまだ実感がないというのが感想です。
「語れるすごろく」は評価されるために作ったものではありませんが、Next Education Awardで最優秀賞を受賞したり、入試の際に評価していただけたことはとてもうれしいです。
Q 創造コース一期生として過ごした3年間はどうでしたか?
A 高校2年生の時が一番難しかったと思います。一期生ということでプロジェクトも全て初めてで何が正解かわからず、他コースのように「試験を受けて成績が上がる」という目に見える結果もありません。自分たちが「何者でもない」という不安が常に付きまとっていました。
そんな中でも仲間や先生たちと常に話し合いプロジェクトを実践していく中で「自分のやりたいことはこれだ!」というものにそれぞれが気がついたような気がします。私にとっては「空間デザインで相手の思いや願いを引きだす」ことでした。そして、そのやりたいことを叶えるために進む進路が建築学部でした。
「ノリ」と「勢い」で過ごした3年間、と終始笑顔で話してくれました。
卒業までは「語れるすごろく」を更に充実させるべく仲間と開発をさらに進めていくそうです。
合格おめでとうございます!