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習慣化への鍵は“負けず嫌い”!?
苦手なものも、生活の一部に！
僕の夢は、自分のアイデアで世界中のさまざまな問題を解決する発明家になること。もともと無駄なことや非効率なことが嫌いで、普段からあらゆることに対して「もっといい方法があるのでは？」と考えながら生活しています。たとえば「傘」。もう長い間、ほとんどあのカタチから進化していないですよね？ きっと、もっと便利なものにできるはずなんです。そういう発想は、高校生でも考えられると思います。そしていつか、そういったアイデアをカタチにするため、いまは化学系の大学を目指すようになりました。
もともと勉強は好きではなかったのですが「他の人に負けたくない」と感じるようになってからは、自然と習慣となり、苦ではなくなりました。とはいえ当然モチベーションが上がらないときもあります。でも「自分がやっていないときでも、他の誰かはやっているぞ」と自分自身に言い聞かせれば、やる気が湧いてくるんです。勉強だけではなくて、何かを習慣にするまでのスピードは人よりも早いという自信があります。体力をつけるために入ったクラブも、個人的にはじめた筋トレも、いまでは生活の一部になっていますよ。
自分が勉強をしていないとき、
他の誰かはやっていると思うと
やる気が湧いてくる。
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グループ学習の質を上げるために、
まずは自分から率先して行動を！
この学校に入って感じたのは、グループになって学ぶことの楽しさです。たとえば数学でも１人より数人で考えて、問題を解いていく方が面白いですよね。ただみんなで集まっているのに沈黙の時間が続くのが息苦しくて（笑）。だからどんな時でも、まず僕が率先して話を切り出すようにしています。それを繰り返しているうちに「周りに影響を与えられる存在になりたい」と感じるようになってきました。それまでは自分はリーダーに向いていないと決めつけていた気がします。でも今はチームの先頭に立ってみんなを引っ張っていくような人を目指すようになりました。その理想像に対しても、グループ学習を通して少しずつ近づけていると思いますよ。
探究の授業では、グループで取り組んだ映画制作や、個人で言葉以外で自分を表現する活動を行いました。特に映画をつくっている時に強く感じたことがあります。それはチームの雰囲気によって作品の仕上がりが大きく左右されるということ。やはり全員の取り組む姿勢が、出来上がりにすごく影響するんです。当たり前のことですが、何かをつくるからには良いものにしたい。だから制作中は、自分からどんどん行動して、周りの人達も巻き込むようにしました。その中で、誰かが動かなければ周りも動いてくれないということを実感しましたね。口だけを出すような存在には絶対になりたくないので、これからも行動で示しながら、良い雰囲気の中でみんなと活動していけるといいですね。
周りに影響を与えられる
存在になるために
自分からどんどん行動する。
