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夢や趣味、もちろん勉強も。
高校生のうちに、やりたいことを全部やる。
私には、この学校に入学する前に1つの目標がありました。それは「自分のやりたいことを見つける」ということ。そしてもう達成されたんです(笑)。それは「絵に携わる仕事に就きたい」という夢。今は例えばアニメーターのような、表舞台に立つわけではないけれど、作品づくりには欠かせないクリエイターを目指しています。中学生の頃は、授業や部活、さらに塾に宿題に追われて、自由に使える時間は多くありませんでした。でも今年になってコロナウイルスの影響で休校期間があり、その時にたくさんの絵を描いたんです。すると心から「楽しい!」と感じることができて。思っていたより早い段階で目標を立てることができたので、今からじっくりと調べて、できることからはじめていきます。
そしてもうひとつ決めていることがあります。それは「やりたいことは、高校生の間に全部やりきる」ということ。その実現に向けて、中学の時に始めたアコースティックギターを本格的に練習するようになりました。きっかけは「趣味がほしい」と思ったときに、たまたまギターが目に入ったから(笑)。今は軽音楽部の友達と、音楽の話をしたり、一緒に演奏をしたりしています。共通の話題で盛り上がれるのはやっぱり楽しいですよね。一方で家にいるときは、絵やギターの練習など、ひとりで好きなことに没頭していて、勉強はあまりしていません。その代わりに、授業以外で予習や復習が必要だと感じたときは、居残ってやっています。やっぱり学校の方が集中できるんですよね。
高校生になってできた
ひとりの時間を、
自分の夢や趣味に使いたい。
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探究の授業を通して気づいた、
自分が自分を知ることの大切さ。
追手門に入学を決めたのは、学ぶ環境が自分に合っていると感じたからです。たとえば生徒全員に1台ずつタブレットが支給されること。私は興味が湧いたことや「面白そう」と思ったことは、すぐに調べるよう心がけているので、それがすぐにできるのは嬉しいですね。またティーチャーステーションにいろんな先生がいて、気軽に相談できるのもすごくいいなと感じています。どの先生も堅苦しい感じがなく、私が英語で質問をしたときは、ちゃんと英語で返してくれるんですよ。授業だけでなく、日常生活の中でもそういった経験ができるので「学んだことが身についている」と実感できるようになりました。
1学期の探究の授業で取り組んだのは、1本の動画作品の制作です。私は天候や時刻によって移り変わる空模様で、人間の喜怒哀楽を表現しました。この活動を通して「自分は何をどうやって伝えたいのか」ということ、そして「他の人にどう見られたいのか」をじっくり考えられるようになったと思います。そして2学期になり、2クラス合同でスタートしたのが『ゆるキャラプロジェクト』です。3人で1グループになるのですが、名前も知らない人たちが集まるので、スタートは「はじめまして」から(笑)。探究だけではなく、そういったグループ学習を繰り返すうちに、同じ中学の友達がいないこともあって入学当初は人見知りをしていた私も、自然と自分から他の人に話しかけたり、行動したりするようになりました。