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継続こそ、自分の強み。
さらに新しいことにも挑戦中。
私がこの学校に興味を持ったのは、中学生の時に『表現コミュニケーションコース』の見学に来てから。先輩方が優しく丁寧に学校のことを説明してくれたのをよく覚えています。基本的には人見知りの私も、ここに入学することでその先輩たちのように変われるような気がしました。ただ実際には、同じ日に観たダンス公演があまりにも本格的すぎて「ちょっと向いてないかな」と思ったのも事実です。だから最終的にはⅡ類コースに進学して、今に至ります。
ピアノ12年、習字10年、テニス8年と、習い事をずっと続けているのが私の強み。好きなことや得意なことは、とことん継続できます。もちろんこれだけ長くやっていると、今から劇的な上達は見込めません。それでも地道に努力をしていれば、少しずつ、でも確実に成長しているのを実感できます。また最近は小説の執筆もはじめました。もともとファンタジー小説を好んで読んでいたのですが、自分で書くときはミステリーやホラー、さらに例えば「学校のいじめ」を題材にしたメッセージ性の強い作品など、さまざまなジャンルに挑戦しています。一般人が投稿できるサイトでも連載をしているので、そこで読者の人たちにお気に入り登録してもらうのが、創作活動のモチベーションになっていますね。
地道に努力すれば
少しずつ、でも確実に
成長を実感できる。
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他人とは本音で。
自分にも嘘をつかない。
探究の授業は私にとって、非常に大切な時間です。その理由は、周りの人たちとのコミュニケーションが重要視され、また自分と向き合う時間があるから。そもそも私は狭く・深い友人関係が心地よく感じる性格です。しかしそうやって付き合っている友達でさえ、例えば「好きな色」とか「得意なこと」を知らない場合があります。「理解しているようで、実はわかっていない」といった“見えない壁”をつくらないために、本音で話し合える関係づくりを心がけるようになりました。リフレクションでは、その日に思ったことや感じたことを、自分に嘘をつくことなく正直に振り返っています。そのおかげで「私ってこんな性格も持っているんだ」と新しい発見がありますよ。
私には建築家や書道の先生、そして小説家と、いくつかの将来像があります。本当の理想は小説家になること。だから大学進学後もコンテストの応募は続けます。「建築家になりたい」という気持ちも本物です。きっかけは小学校の頃、自分が通っていた保育園が建て替えられる過程を見たこと。「こんな風に建物ができていくんだ。とても面白い!」とワクワクしたのを今でも覚えています。また書道の先生もずっと続けてきたことの延長線上にあり、人に何かを教えることが好きな自分に適しているかもしれません。今はまだどれかひとつにはしぼれませんが、小説も建築の勉強も習い事も、このまま継続していきたいですね。