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集中力と思考力を高めるために。
お風呂でのリラックスタイムが日課。
僕が小さな頃から熱中しつづけているのがアメリカンフットボールです。選手として活躍していた父の影響もあり小学生の時からクラブチームに所属していました。中学生になりチームを離れたことでプレーをする機会はなくなりましたが、アメフトへの熱は冷めることはありません。「大学に行ったらもう一度やろうかな」と思っていた時に、元チームメイトの先輩から追手門を紹介されます。話を聞く中で部活動に打ち込むことのできる校風に共感し、入学を決意。スポーツに集中やすいコースを選び、オフの日にはOBの方と一緒に練習ができる環境もあるので、ブランク期間のロスを取り戻せたと思います。
アメフトは勉強と同じくらい常に頭を働かせる必要がある競技。対戦相手ごとに対策を練ったり、試合中には相手が困る動きを分析したりと、肉体面だけでなく、頭の疲労もどんどんと蓄積していきます。そこでお風呂の中で「意識的に何も考えない時間」をつくることが日課となりました。湯船の中で大好きな音楽を聞きながらリラックスするのが僕の過ごし方。この時間だけは誰にも邪魔されたくありません(笑)。1日中いろいろなことを考えていた脳を休ませて気持ちのリセットをしています。その結果として、集中力や思考力が高まっていると感じますね。
1日中いろいろなことを
考えていた脳を休ませて、
気持ちをリセット。
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的確な意思表示が、
勝利への足がかりとなる。
中学までの僕は多数派の意見に合わせることが多く、自分を押し殺してしまうことがありました。しかし探究の授業を通してその考えが変わっていきます。ひとつのプロジェクトをそれぞれの視点で進めていくと、誰かと同じ意見になることはありえません。その環境に身を置くうちに、自然と僕自身がやりたいと思うことを言えるようになりました。また心がけるようになったのが、誰にでも伝わる言葉を選ぶということ。これは日常生活はもちろん、特にアメフトのプレー中に意識しています。なぜなら勝利のためには作戦を理解していることが不可欠。きちんと把握できていない選手がひとりでもいると、動きがズレてしまい、負けにつながってしまいます。試合中に難しい言葉を使う必要はありません。重要なのは全員に伝わること。それを何よりも大切に考えながらメンバーとよりよいコミュニケーションをとっていきたいですね。
僕は将来的にもアメフトに関わっていきたいと思っています。だから国内だけではなく、アメリカの大学への進学も選択肢のひとつ。世界で一番盛んな国で経験を積みたいという気持ちを持っています。その目標を叶えるためには、高校時代に試合で好成績を残すことはもちろん、英語が話せなければいけません。勉強は得意とは言えませんが、夢の実現に向けて頑張っていきます。そして最終的には選手として活躍することで、より多くの人にアメフトの魅力を知ってもらいたいですね。