アート思考
高校2年生の導入は、「アート思考」です。新しい価値を創造する「種」は、みんなの中にあるということを体験してもらうためです。潜在しているが表面化していない自分の価値観や、新しい体験から得られる自分への気づきを積み上げていくためのマインドセットです。
魚の絵を描く
自分にとって「良い絵」のテーマは魚で描いてみる。初めは、一般的に良いとされている価値観からうまく描けず躊躇する姿も見られました。対話型鑑賞を通じて自分の目で見ることの面白さを体感し、自分の目で見る、自分の想像から切り取るとこに価値を見出した後、その良さを、改めて魚で表現しました。良いコミュニケーションの場にもなりました!どんなプロジェクトに発展するのか、、、乞うご期待!
授業を終えて、自分は自分の好みの絵柄は変わらなかったけれど、良い絵の基準はとても変化しました。技術力が高いことが良いと思っていましたが、新しいものを生み出すことだと思いました。芸術界の歴史、環境の変化など新たな知識を取り入れたことで、自分の基準が、知識という概念で変化することを知りました。
良い絵の基準が変化した、というより、自分の中に埋もれてた、むかし思った「目指したい絵の基準」を思い出した。私はこういうことを考えるのが好きなのかもしれない。いつもそういうことばっかり考えて生きてるのかも。
うまい下手や現実にどれだけ近づけているかではなく、どのような視点で物事を見て、それをどう表現したらいいか考えて、描いた絵が、良い絵の基準だと思いました。固定概念にとらわれない人それぞれの感性だと思います。