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“普通ではない”学校で、
他者に頼り、親密な関係の構築を。
僕が追手門学院への進学を決めたのは、校舎内に無数に本が置かれている環境がとても魅力的に思えたからです。僕は読書が好きなので、本が読みたくなったら図書館に行くのが当たり前でした。しかしこの学校には１〜４階の各フロアに『Port（ポート）』という学びの場があって、そこにテーマ毎に分けられた書籍が並んでいて、さらに１階のエントランスにはテーマに関係なく話題の本がセレクトされてあり、普段はあまり本を読まない人でも気軽に手に取りやすくなっています。また入学して感じたのは、自分の努力次第で将来の可能性をいくらでも広げられる学校だということ。ここは留学をサポートしてくれる制度や海外の有名大学への推薦、さらに学校外の研修プログラムの斡旋なども充実しています。さらに探究に力を入れていたり、放課後学習を支援してくれる『O-SELF』というシステムがあったりと、独自の取り組みがたくさんあって、いい意味で“普通ではない”学校だと思いましたね。
勉強において意識しているのは、授業中に集中することと、積極的に他者を頼ることのふたつです。ひとつ目に関して、僕はテスト前に焦って詰め込むのではなく、授業の中でどれだけ吸収できるかを重要に考えています。しかしどれだけ初歩的な内容の授業だったとしても、漫然と聞いていては頭に入りません。だから集中することが非常に大切です。ふたつ目に関して、中学までは分からない問題があっても、何度もチャレンジしながら、自分ひとりで壁を乗り越えてきました。しかし高校になって、勉強のレベルが上がったこともあり、難しい問題の一つひとつに時間をかけられなくなります。そこで今は、分からないことを素直に受け入れて、クラスメイトにどんどん質問するようになりました。もちろん僕が理解している問題を、友人に教えることもあります。その結果、より親密な関係を築けるようになっただけでなく、勉強へのハードルも低く感じるようになりました。受験まであと約１年。これからも自分に甘えずにコツコツと努力を続けていきたいですね。
自分の努力次第で
将来の可能性を
いくらでも広げられる。
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積極性も、他者への配慮も。
卒業後は自分が成長できる環境を探して。
探究の授業の中で意識していたのは、率先して発言することです。他のクラスと合同で行うことも多いので、話をしたことがない人とチームになることもあります。その結果、自分の意見を言いづらい空気が流れがち。しかし探究では、いろいろな考え方や価値観を共有しながら幅広い発想を養っていくことが大切なので、コミュニケーションを図らないことには、何もうみ出されません。そんな時に、まずは自分が突破口となり、話しやすい雰囲気をつくるようにしてきました。これを一例に、僕の長所は周りに気配りができることかもしれません。年の離れた兄弟がいることもあり、年上の人と話す機会も多かったので、言葉遣いや相手への配慮は自然にできると思います。またその中で気づいたのは、人にはそれぞれに踏み込まれたくない領域があるということです。「人と話をする」という当たり前の行為で、気づかないうちに誰かを傷つけてしまうこともあると、常に意識しなければいけません。
僕の将来の夢は、たくさんのお金を稼ぐことです。お金だけを目的に仕事をしたいわけではありませんが、自分の力を最大限に発揮し、その対価としてお給料をもらうということは、上司や会社、顧客、そして社会から努力を認められた結果だと思います。その夢を叶えるためにも高校卒業後は大学に進学したいと思っていますが、まだ志望校はありません。小さな頃からよく釣りに行っていた影響もあってか、自然に関わる勉強をしてみたいと漠然と考えているところです。最近は環境の変化こそが自分を成長させてくれると考えるようになりました。家族や友人と離れ、知らない土地で挑戦することも、僕にとってはいい化学反応を起こすきっかけとなるような気がしています。それも考慮して、大学選びをしていきたいですね。
考え方や価値観を
共有しながら幅広い発想を
養っていくことが大切。
