PROJECT

2021.03.12UP

【高校1年生16】アートproject

授業日 : 2021年3月10日

問題提起

提起する「問題」について考えてみました。自分の外側にある問題を扱ったところで、おままごとになるだけ。自分の内側から発生することに取り組むからこそ、Passionを持つことができる。問題解決に乗り出す前に、必ず踏まなければならないステップ。「自分を知る」今年度最終仕上げ!!!
身近に起きている嫌なこと。人に迷惑をかけているできごと、自分のわがままとも言えるようなできごと、さまざまありますが、いずれにしても「自分ごと」である嫌なことを出してみるところからスタートしました。「嫌なこと」を「社会問題」にするには??自分や他者の行動パターンを分析しながら探究していきます。システム思考の手法を使いながら、自分の奥底にあり無意識化してしまった「当たり前」や「固定概念」、「一般常識」などに気づき、問題の本質にまでたどり着く。そこまでいくと、自分を含めた社会に問題があることに気づく。「社会問題」の提起です。

アートの表現方法

これまでの経験を踏まえながら、表現の仕方にもう一工夫。ということで、パロディ、違和感の表現、極端な解決策の提示による提起、などの手法を用いた作品を観ながら、自分たちの問題をどのように表現するのか、アイデアを出し合いながら、一つに絞っていきました。作品を仕上げ、みんなであーだこーだ言いながら鑑賞する姿はもうお手もの。その「アート作品」たちを観てください!!!一部ではありますが、どんな問題を提起した作品なんだろう?と、感じながら、考えながら観ていただけたら嬉しいです!

    Students’ Reflections

    Q作品に対して感じたことを言ったり聞いたりする中で感じた事はどんなことですか?

    • 自分の作品なのに自分では気づけなかったところを周りの人に教えてもらって、不思議な気持ちになった。
    • どんどん深く見入ることによって見えなかったものが見えてきてとても面白いと感じました。細かいところもその人の意図なのかなと物のつなぎ目や紙の貼り方一つ一つにそれを感じました。
    • もっと簡単に伝わると思っていた。自分の伝えたいことが伝えれなくてむずむずした。自分があんまり意識していなかった部分にも触れられることがあってそんなところも見ているんだと気づかされた。
    • 自分以外の班のメンバーが出す意見は自分では思いつかないようなものばかりでほかの人と意見交流しながらアートを鑑賞するのもいいことだと分かった。
    • 答えを知れないと分かっているからこそ、その作品の意味を知りたくてすごく集中して見ていた。でもやっぱり答えを知りたいという思いがあって、すぐに答えを求める癖があると気が付いた。
    • 自信をもてた。
    • 第一印象はきっとみんな似通ったものになっていたと思うけど、クローズアップしてみると段々と違う意見が出てきたなと感じた。自分が一番気になったところを周りの子はあまり気になったりしていなかったのでそれもまた興味深いなと思った。

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