Abletonとのコラボが実現
中学1年生のインプットテーマは「五感」。五感から学ぶための方法としてアートを扱っています。学ぶ過程や振り返りから新しい自分を発見したり、そもそも楽しむことを目的に授業をやっているわけですが。。。2学期は「聴覚」に焦点を当てようと決めてから動き出し、まさか実現しました。Abletonとのコラボ!!!音をとらえ直し、音楽の固定概念を崩す。そして自由な音楽を手に入れる。そんなプロジェクトが始まりました。震えるぜ。今回は、Abletonやこの教育に力を注いでくれている人たち、そして第1回の授業を紹介していきます!
Ableton
Abletonは、1999年にベルリンで設立された「音楽制作とパフォーマンスのためのユニークなソフトウェアおよびハードウェア、Live,PushそしてLinkのメーカー」です。アジアの拠点となる東京オフィスから2名、そしてAbleton認定トレーナーの方にお越しいただきました。
岡村 綾子 / Ayako Okamura
Abletonの認定トレーナのあやこさんに、今回の授業を担当していただいています!AbletonのDAWである「Live」の操作や、楽曲制作用インストゥルメント「Push」の使い方など、プロの指導で生徒たちはDTMに挑戦です!全て計算された入念な準備に脱帽。さすがです。
鶴田 さくら / Sakura Tsuruta
Abletonブランドマネージャー。さくらさんはelectronic music producer, artistとしても世界的に大活躍してる人です!事前、当日と強力なサポートを得ることができました。生徒たちにも近くでアドバイス。そのオーラに感化された人たちも多かったのでは。
サルディ佐藤 比奈子 / Hinako Saldi Sato
Abletonマーケティングリード。ひなこさんとの出会いでこのコラボレーションが実現しました。ご自身もアーティストとして活躍してきた経験から、クリエイティビティ、とりわけ音楽の持つ力を社会へと還元してきた人です。ひなこさんの、その環境を教育へという想いに惹かれ、そして半端ない行動力で、こんな素敵な場を創出することができました。
ひなこさんの取材記事はコチラ[O-DRIVEの取材記事より]
記念すべき第1回目の授業
「音」と「音楽」の違いは?冒頭に投げかけられた問いに困惑しながらも、思いおもいに意見を交換していました。どんな音も音楽になりえる例をいくつか示しながら、音楽の自由度を絶妙に広げるマインドセットから始まり、音の持つ力をみんなの記憶から引き出す授業へと。
Project「Live」
音や音楽にはストーリーや思い出がはりついている。しかも個人によって別のものが。逆にいうと、自分のストーリーを音や音楽にできるということ。自分たちが拾った身近な音を音楽にしてみるとどう感じるのかな?ということで、Ableton「Live」を使って実際に音楽にしてみました!歩くときに出る音や、何かを叩いて出る音。普段は聞こえていなかった、意識して聞いた音。それらを組み合わせるだけでも面白いのに、Liveにのっけた瞬間。。。どんな音楽になったかは次回以降、紹介していきますので乞うご期待!
直感的に操作できる「Push」
授業の最後に「Push」の紹介。ここへの食いつきが思いの外すごいことに笑 先入観も怖さもない子どもたちだからこそ、直感でやってみるだけですごいものが生まれる。ここからの展開が楽しみですね。次回もう少し詳しくレポートします!