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強い思いが道を開く。
努力をつづけ、大きな夢の切符を!
私が追手門のスポーツコースへの入学を決意したのは、アスリートとして自分を磨くことができる唯一の場所だと感じたからです。小学校の頃にタグラグビーに出会い、中学生になってからは本格的なラグビーをはじめます。高校からもクラブチームに所属するという選択肢はもちろんありました。ただ入学前にこの学校の女子ラグビー部を見学させてもらい、全国トップクラスのレベルを目にして「ここしかない!」って思ったんです。高校での目標はもちろん全国制覇。そしてこのまま高校、大学とラグビーをつづけて日本代表に選ばれることを目指しています。
『意志あるところに道は開ける』。これは私が小学校を卒業するときに、タグラグビーチームの監督からいただいた言葉です。当時は「どういう意味なんだろう?」くらいにしか思っていませんでした。でもずっとラグビーに打ち込んできたことで、少しずつ理解できるようになっていきます。つまり強い思いを持って努力をしてきた過去の自分がいるから、選手としての成長が実感できている今の自分や、もっと上のレベルを目指したいと言える今の自分がいると思えるようになったんです。やはりこの言葉が、私が競技をつづける原動力になっているのは間違いありません。これからも胸に刻み込んで、プレーしていきたいですね。
意志あるところに道は開ける。
その言葉の意味がラグビーを通して、
理解できるようになった。
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Theme2
体格を活かしたプレーが私の強み。
小さいからこそ、できることが必ずある!
私は緊張すると石のように固くなってしまうことがあります。そうなると、頭の回転が遅くなり、体も動きづらくなってしまう。それを実感したのが、全国大会の予選でのことでした。結果的にプレーにも影響してしまい、とても悔しい思いをしたんです。その経験から、チームが勝つためにも、自分をアピールするためにも、より良いパフォーマンスが出せる方法を探すようになりました。そして導き出したのが、常に誰かと会話をしたり、体を動かしたりするというやり方。やっぱり黙っていると、緊張感が増してくるようですね。また私は平均よりも小柄な体格をしています。でもそれはラグビーにおいて、決してネガティブなことではないと思っていて。グラウンドの上では、小さいからこそ出来ることや見える景色があります。それを活かしてプレーしているところを注目してほしいですね!
探究の授業を通して、意識するようになったことが2つあります。それは常に積極性を忘れないことと、自分の意見とは別の考えを持つようにすることです。これらを徹底しているうちに、結果的にグループ内の見解が最初から一致する場合でも「もしも違った見方をする人がいたらどうなるだろう?」と予想するのがくせになりましたね。つまり他の人には違った考え方があるという前提で、話し合いができるようになったんです。また授業によっては、1つの課題を複数人で解決することも、逆に1問をひとりで黙々と解くこともあります。どちらにも共通しているのは、一生懸命、ひたむきに取り組むほど、得られる達成感が大きいということ。そして同時に、その方が楽しさも得られることも探究を通して学びましたね。
ひとりでも、みんなでも、
ひたむきに取り組むことで、
大きな達成感と楽しさが得られる。
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