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追い込まれた時は
“お節介”で盛り上げる!
私が追手門を選んだ理由は大きく分けて2つあります。ひとつはきれいな校舎と学校周辺の雰囲気です。私の家がある大阪市内と比べて、この地域は高層ビルも少なく、落ち着いた環境であることが気に入りました。そしてもうひとつは先生たちが一人ひとりの生徒としっかりと向き合っていると感じられた点です。実際に入学してからもその印象は変わることはなく、関わるすべての先生が非常に親切に接してくれるので、勉強もはかどっていますよ。
私の強みは、他の人やチームのために全力で行動できること。例えば授業の中でグループワークをしている時に、恥ずかしくて意見を言い出せなかったり、誰も発言をしなかったりする状態が続くと、チーム全体が精神的に追い込まれていきます。そういう時に、私が率先して声をかけ、みんなのテンションが上がるように振る舞っています。場合によってはお節介だと思われるかもしれないし、結果的に失敗したと感じることもありました。それでも幼い頃からずっと母に言われてきた「やらずに後悔するよりは、やって後悔した方がいい」という言葉を胸に、これからも働きかけていきたいですね!
しんどい時間こそ声をかけ、
みんなのテンションを上げる。
やらずに後悔はしたくない!
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チャンスを逃さないために、
自分自身を知ることが大事。
探究ではこの1年間で『大阪あるある』というテーマでゆるキャラをつくったり、自分の好きなものを題材にした動画を制作したりと、さまざまな活動を行ってきました。その中で周りの人たちの得意なことや個性をたくさん見ることができ、また同時に「自分を知る」ことがいかに大切かを学べたと思います。なぜなら誰にだって得手不得手があるので、自分自身に詳しくなれれば「これはできそう!」「自分の長所を活かせそう!」とチャンスを見逃さず、積極的に挑戦できるからです。
高校卒業後は、文学部へと進学し、教員免許を取得して、将来的には国語の教師になりたいと考えています。実は私は中学生の時に、学校生活での悩みから、前向きに過ごすことができない時期がありました。すると周りの人たちは優しさが故に「大丈夫?」と声をかけてくれます。しかしそれが逆に心の負担になることもありました。でも当時の担任だった先生だけは、特別扱いすることなく、ひとりの生徒として接してくれたんです。その結果、心がすごく軽くなっていきました。そんな経験をしたからこそ、毎日元気に学校に通えることをとても幸せに感じます。もちろんそれは多くの人にとっては当たり前のことかもしれません。だけど私のようにそうではない時期が来る生徒もいます。しかも中学生や高校生だと簡単に大人には相談できない子も少なくありません。だから次は自分が、そういった人たちの力になっていきたい。それが教師を目指す最大の理由ですね。