Theme1
IT教育も、ライブ公演も。
理想の学びができるこの場所で。
僕が追手門を選んだ理由は、ICT教育に力を入れていると知ったから。例えばこの学校では、すべての生徒に自分専用のパソコンである『S-tab』が渡されます。もともとパソコンに興味を持っていた僕にとって、その環境はとても魅力的に感じられました。授業の中で知らない言葉や気になったことがあればすぐに調べることができるので、分からないことをそのまま放置しておくことがなくなっています。自分が理想だと考えていた学び方が、実際にできていますね。
僕には小学生の頃から続けていることがあります。それが和太鼓。はじめはチームに所属していましたが、中学の時にそこから離れ、現在は僕と同じように和太鼓が好きな弟と2人でユニットを組んで活動しています。正直に言って、技術を習得する早さは弟には敵いません。しかし僕は作曲に自信があります。今の目標は、僕たち2人だけが持っている良さを活かした曲をつくって、より多くの人に聞いてもらい、楽しんでもらうこと。普段は公民館を借りて練習していますが、誰かに披露したいという気持ちも当然あります。まだ演奏できるオリジナルの楽曲は少ないですが、例えば追手門の文化祭でライブをするのも面白いかもしれませんね。
自分が理想だと
考えていた学び方が、
実際にできている。
Theme2
より主体的な学び方を。
自分に出会う旅は続いていく。
知識というのは、先生の話を聞いているだけでは定着しません。だから大切なのは、グループ学習の場でどんどん発言するなど、主体的な学ぼうとする姿勢だと思います。特に探究の授業では、その考え方が重要です。なぜなら探究は「自分を探す旅」のようなもの。日常ではあまり触れる機会のない、よりパーソナルな部分を見つめ直すことができる時間です。その中で自分でも気づいていなかった価値観を持っていることを知れました。“より深い自分”に出会っていくこの旅に終わりはありません。これからも僕の新しい一面を発見していきたいです。
僕は幼い頃から漠然と教師になるという夢を持っていました。そして中学生の時の技術科の先生との出会いをきっかけに、その思いはより明確になっていきます。休み時間を使ってまで、僕が興味を持つ「ものづくり」に関する話をしてくれたのがその先生です。そんな関係を築いていくうちに、単なる「好きな先生」という存在から、徐々に「尊敬」へと変わっていき、今では自分が目指す「理想の教師像」となりました。そう変化していったのは、その先生が知識を豊富に持っているだけではなく、生徒一人ひとりに正面から向き合ってくれる人だと気づいたから。だから僕も同じように、教科書には載っていない大事なことを、生徒たちに伝えられる教師になりたいと思います。