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自分がやりたいことを
応援してくれる環境に身を置いて。
僕が追手門を選んだ理由はふたつあります。ひとつ目は自分の将来の夢である『3Dモデラー』になるための時間がしっかりとれると思ったから。オープンキャンパスに参加した時に、自分がやりたいことを応援してくれる環境が整備されていると感じました。そしてもうひとつは進学実績がしっかりとしていること。実は中学校を卒業後、将来に向けてより専門的に学べる進路も考えていました。しかし新たにやりたいと思えることが出てこないとも言い切れません。自分の未来をひとつに決めるのはまだ早いと感じ、一般の大学も目指せるこの高校を選びました。入学してみると、夢を叶えるためのサポートをしてくれる先生も多く、充実した時間を過ごせていると思います。
僕が目指している3Dモデラーは、アニメやゲームで使われるCGや3Dモデルを制作する仕事。幼少期からゲームの開発に興味を持っていて、どんな職業があるのだろうと任天堂のホームページを見たのが、この職業を目指すようになったきっかけです。当時、すでにある程度のパソコンの知識に加えて、動画編集やプログラミングの経験があったため、まずは無料のソフトをダウンロードして挑戦するようになりました。はじめは簡単なものしかつくれませんでしたが、少しずつできることが増えて、複雑なものにも手を出せるようになってきています。今の目標は来年の夏までに、『CGクリエイター検定』や『CGエンジニア検定』の資格を所得すること。それと並行して、技術的にレベルの高い海外のソフトを使うために、英語の勉強も力を入れていく予定です。このまま新しい夢が見つからない限りは、高校卒業後に海外の大学に進んで、自分の技術を高めてみたいですね。
高校卒業後に、
海外の大学に進んで。
自分の技術を高めたい。
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大切なのは、疑問を持つこと。
“学ぶ意味”を問い続けて。
中学までは、先生の話を聞いて、ノートをとるのが授業の正しい受け方だと思っていました。でもいま僕が所属している『創造コース』では、そういったカタチはほとんどありません。4人組のグループで話し合い、自分たちで考えながら授業を進めていきます。ここで大切なのは、まず先生の話をよく聞き、そこから「なぜ?」という疑問をたくさん持つこと。そしてその気持ちをすぐにメンバー同士で共有することで、記憶に残る学習ができると思っています。また僕がいるコースには定期試験がありませんが、それだけに「どうして学んでいるのか」を常に意識していきたいですね。
『表現コミュニケーション』という教科では、自分の考えを文字や言葉以外で伝えるという課題に取り組んでいます。そこで自分の中ではバッチリだと思う動きをしても、相手にはまったく伝わらない時がありました。その原因は「正解をひとつに決めてしまっている」ところにあるように思います。言葉では同じ感情でも、解釈は人によってさまざま。例えば「嬉しさ」を表す動きをしたとしても、そう感じない人がいることに付かされました。この経験から、あらゆることに対して自分の認識が本当に正しいのか、また自分に都合よく解釈していないのかを確かめるようになっています。身体をつかった表現はとても難しいですが、それ以上に楽しさを感じていますよ。