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「好き」が明確なのが自分の強み。
フレンドリーな環境で、苦手も克服。
私は小さな頃から絵を描くのが大好き。物心がつくよりも前、ペンを持てるようになった頃から、絵がとても上手な父親と一緒に、アンパンマンなどの絵を描いていたのがきっかけのようです。そんな私の強みは「好きなものが明確にある」ということ。人に質問されたとしても、迷うことなく「絵を描くこと」と即答できます。他にやりたいことはないので、高校卒業後の進路も芸大志望。それに向けて画塾にも通っています。この学校は校舎全体が図書館のようになっているので、表紙のキレイな本には興味を惹かれますね。
追手門の先生は、フレンドリーな人ばかり。だから「勉強が嫌いだ」と感じるよりも前に「分からないなら、先生に聞いてみよう!」と思えるのがいいところです。実際、私は昔からずっと数学が苦手だったのですが、高校では先生がとても話しやすいので、どんどん質問に行くようになりました。すると先生もすぐに教えてくれるので、いつの間にか苦手という意識もなくなって、前回の定期テストでは数学がいちばんいい点数をとれたんですよ。フレンドリーなのは生徒も同じです。入学してすぐにみんなが「話をしようよ!」と声をかけ合っていたので、数日で自分の居場所が出来たように思います。もともとは自分が好きなことへのこだわりが強く、そこにしか関心がいかなかったのですが、高校に入ってからは、周りの人たちとたくさん話をする中で、人の好みにも興味を持つことが多くなりました。
たくさん話をする中で
自分と違う意見も
受け入れるようになれた。
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好きじゃないけれど頑張れる。
描いた将来に向けて勉強中です!!
探究の授業で印象に残っているのは『コマ撮り動画』のプロジェクトです。自分で写真を撮って、それを素材として用いる人が多かったのですが、私は特技を活かして、すべて自分で描いた絵を使いました。クラスメイトたちが、教室から出ていろいろな場所へ撮影に行く中、私は6時間ずっと机の上で絵を描くだけ。正直、すごく寂しかったです(笑)。でも出来上がった時には大きな達成感が得られて、また作品の上映会では、みんなが私の作品をとても褒めてくれました。あの時は頑張ってよかったと思えたし、今後に向けた励みにもなりましたね。また6時間もひとつのことをやり続けるなんて、他のことだったら絶対にできません。改めて自分が絵を描くことが好きだと実感することができるプロジェクトだったと思います。
私が目指している芸大は、一般科目の偏差値も高く、美術や芸術のスキルが高いだけでは合格できません。だから今は学力を上げるために、放課後にクラスメイトと協力して課題に取り組んだり、家族に相談して毎日のノルマを決めて家庭学習に励んだりしています。クラスメイトや家族を巻き込むことで、勉強のモチベーションを保つことができますよ。私もそうだし、他のクラスメイトも勉強が好きな訳ではないと思いますが、それでも頑張れるのは、目指す学校や、自分が描く将来があるから。私も将来、絵やイラストに関係する仕事に就ければいいと思っています。