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グループワークが示した大切なこと。
心の中の誓いで、成績もアップ!
僕が追手門高校への入学を決めたのは、グループで行う授業が楽しそうだと感じたから。中学の時に通っていた塾でも、複数人がひとつのチームとなった進めるカリキュラムがあったので、その形式を幅広く取り入れているこの学校に共感を覚えました。実際に授業を受けてみると、まわりの人たちからさまざまな意見や考え方をインプットできるだけでなく、自分の思いを人に伝える必要も出てくるので、とてもおもしろいと同時に、自分を鍛える場にもなっています。探究の授業の中で特に印象に残っているのは、企業の方たちに事業プランを提案するというプロジェクト。僕はたまたまチーム編成を決める時に欠席をしてしまったこともあり、1度も話したことのない人ばかりたちのグループに入ってしまいます。しかし勇気を出して自分で考えたアイデアをプレゼンすると、それがチームとして提案する案に採用されました。その経験から、どんな環境でも物怖じせず、自分自身の意見を相手に伝えることが大切だと学びましたね。
僕が自分自身に課しているルールのひとつに「授業中には寝ない」というものがあります。もともと高校に入った当初は、あまり成績がいい方ではなく、下から数えたほうが早いくらいの位置にいました。そんな中でクラスを見渡すと、授業中に寝てしまっている人がいることに気づきます。そこで僕が思ったのが、もしも寝ずに授業を聞いていれば、今は成績で負けている人にも追いつけるかもしれないということ。もちろん「ただ寝ない」だけでなく、授業に取り組む姿勢も大事にしています。そのおかげか、入学当初と比べて成績はかなり良くなりました。心の中で決めた「授業中には絶対に寝ない」という誓いを、「当たり前のこと」としか思わない人もいるかもしれません。しかし僕にとっては、成績を上げるためにいちばん簡単に実践できる方法であり、またいちばんの近道だと実感しています。
どんな環境でも物怖じせず、
自分自身の意見を相手に
伝えることが大切
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父がくれた環境が、自分の強みに。
そこから見出された夢に向かって。
自分の長所を挙げるとすれば、人見知りをしないということ。その背景には、サーフィンが好きな父があります。僕は3歳の頃から、父のサーフィンについていくのが習慣になっていました。海には老若男女、本当にいろんな人がいるので、どんな人とでも話せるようになったのは、その環境のおかげだと思います。そこから意識するようになったのが、学校生活においても、なるべくいろんな人と話すということ。休み時間にひとりでしょんぼりしているのはもったいないですよね。よく「高校生活は長いようで短い」と言われます。だからできるだけたくさんの友達たちと一緒に過ごす時間を増やして、楽しい思い出をたくさんつくっていきたいです。
僕が目指しているのは、スポーツ選手の代理人です。幼い頃から水泳やサッカー、バスケにスノーボードなど、さまざまなスポーツを経験してきました。ただそのどれもプロになれるほどの実力はないのが正直なところ。そこでスポーツ選手の移籍を支える職業に就きたいと考えるようになりました。そもそも僕は人と話すことが大好きです。それもあって選手とチーム、スポンサーなどをつなぐ仕事にとても惹かれています。最近はどの競技でも海外移籍が当たり前になっているので、そのサポートをするためには英語が必須。高校卒業後の進路においても、国際系の大学を目指してがんばっているところです。夢があるからこそ、今やるべきことが明確になっていきます。この思いを忘れることなく、残りの高校生活も過ごしていきたいですね。