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勇気を出して、積極的に。
それが成長へとつながっていく。
私が追手門高校に進学を決めたのにはふたつの理由があります。まずひとつ目は、1階から4階すべてのフロアの中心に「Canal」という学びの場があること。その周辺には本や映像作品などが置かれていて、廊下全体が図書室であるような不思議な空間に興味が湧きました。ふたつ目は各階に「ティーチャー・ステーション」と呼ばれる場所があることです。「ティーチャー・ステーション」は職員室とは別にあり、開放的なので気軽に先生を訪ねることができます。入学してからは、授業で分からない部分があった時に、ティーチャー・ステーションをよく利用しています。職員室に入るのは少し緊張しますが、それとは違って、前を通るだけでどの先生がいるのかが確認できて、気軽に先生とコミュニケーションがとれる場所。これからもたくさん利用していきたいと思っています。
探究のプロジェクト中では、企業の方に対して事業プランをプレゼンするというものが印象に残っています。私たちのチームは、女性のランジェリーを取り扱っている会社に、製造の過程で出てくる廃材に着目したアイテムづくりを提案しました。本格的な事業提案は思っていたより難しくて、かなり苦戦します。でも8人のメンバー全員で協力して自分たちなりの答えを出すことができた時には、チーム学習の楽しさを実感しました。また探究だけでなく、どの授業においても、できるだけ積極的に取り組むというのが私の決めているルールです。以前、英語表現の授業で、英語だけを使ってクラスメイトと討論をする機会がありました。はじめはそのハードルの高さゆえ、なかなか発言ができません。でも絶対に他では得られない経験になると思って、勇気を出して話してみると、意外といい反応が返ってきました。恥ずかしさや不安の壁を破ることは、自分の成長につながるということを認識しましたね。
恥ずかしさや
不安の壁を破ることは、
自分の成長につながる。
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計画、そして実行。
夢の実現へ、自分のペースで、まじめに。
高校では茶道・華道部に入りました。母に茶道と華道の両方の経験があり、話を聞いているうちに楽しそうだと感じたのが入部のきっかけ。どちらもたくさんのルールがあって、覚えるのはとにかく大変ですが、今はそこに面白さを感じています。部活動の他に通っているのは、ピアノ教室と英語塾です。ピアノを習い始めたのは小学1年の時。高校生まで続けている人はあまりいないようですが、私はまだまだ続けていきたいと思っています。勉強で疲れた時のリフレッシュにもピアノは最適ですよ。英語に出会ったのは幼稚園の時です。イラストカードを使って英単語を覚える授業が楽しくて好きになりました。今通っている英語塾は、より実践的なスピーキングを中心に学べるところで、学校で培った内容をベースに、さらにスキルアップすることができていると思います。
私の将来の夢は、外国の方に日本の観光名所を紹介する『全国通訳案内士』になること。家族と旅行に行く中で、日本には魅力的な食べ物や文化、風景などがたくさんあることを知ります。それを外国の方に伝えたいと感じて、ネットで調べていく中でたどり着いた職業です。この夢を叶えるためには語学力が必要になります。私がいま習得したいと思っているのは、英語と中国語、そしてスペイン語ですね。さらに日本の観光名所や歴史に関する知識もつけなければいけません。すべてを実現するのは大変ですが、私の長所は、計画を立てて、それを実行できること。目標が明確になった今、その強みを活かしたいと思っています。ゆっくりかもしれないけど、自分のペースでまじめに続ければ、結果はついてくると信じていますよ。