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相手を、そして自分を深く理解し、
視野を広げ、何事も楽しむ。
私はもともと中学を卒業した後、公立の高校に行こうと思っていました。しかし母親が渡してくれた追手門のチラシを見て、その考えに変化が訪れます。特に『創造コース』に興味を抱き、体験会に参加。自分自身と深く向き合い、その上でアウトプットにつなげる学び方に引かれて、進学を決意しました。実際に入学した今でも、とにかく楽しく学校生活を送れています。中学までの私は、どちらかというと人見知りで、あまり自分を出せていませんでした。でも今は、考えや意志をしっかりと相手に伝えられるようになっていると思います。互いにコミュニケーションをとり合うことで、相手をより深く知ることができるだけでなく、自分に対する理解も深くなる。この学校に来ていなかったら、この大事なことに気づけていなかったかもしれないですね。
『表現』の授業では、クラス全員が出演する劇のストーリーをみんなでつくっていきます。この授業で面白いのは、最後のセリフが決められているということ。そこに向かって全員で物語を構築していかなければなりません。配役なども含めて、その工程はとても難しくて大変。時には局面を打開するために、自分ひとりでちょっと暴走気味に突っ走ってしまうこともあります。しかしそういう時に意識すべきなのは、視野を広げ、周りの意見に耳を傾けるようにすること。みんなで意見を出し合って進めた方が、必ずいいものができあがると信じています。また「何事も楽しむ」というのも、私が大切にしていること。もちろん日々の生活の中で落ち込んだり凹んだりすることもありますが、あまり考えすぎず、自分が笑顔でいれば、自然と周りの人も笑顔になってくれるはず。そうやって、みんなを照らす明かりのような存在でありたいですね。
みんなを照らす
明かりのような
存在でありたい。
Theme2
誰だって他に負けない強みがあり、
誰だって存在だけでメインキャスト。
私の長所は人と比べて自己肯定感が異常に高いこと。生まれてきてから今に至るまで、ずっと家族みんなに「あなたは誰よりもかわいい」と言われ続けて育ったことが影響していると思います。そんな環境が私に“プリンセスマインド”を植え付けてくれたおかげか、いつの間にか自分に絶対的な自信を持てるようになりました。そんな私でも、時に他人と自分を比べてしまうこともあります。でも人間は誰だって他の人には負けない強みを持っていると考えるようにしています。そうやって誰かのためではなく、自分のために、自分らしく生きていく。それが私のテーマです。
現在所属しているのは演劇部。高校生になったら入部すると決めていました。演劇に興味を持ったのは、小学校の時にとある舞台の裏側を見られるツアーに参加したのがきっかけです。演技を通して気づいたのは「脇役なんていない」ということ。たとえセリフがまったくないような端役だとしても、そこに存在するだけでメインキャストのひとりだと思います。どんな物語も主人公だけでは成立しません。これは日々の生活にも当てはめられる考え方。だからいつでも、どんな役でも、大切に演じ切ることを意識しています。将来的にもできれば演劇の世界に携わりたいと思っています。演者になるのはもちろん、照明などの裏方の仕事、またテーマパークのキャストさんもとても魅力的なお仕事。やりたいことはまだ明確にはなっていませんが、人を笑顔にできる仕事につけるといいですね。