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任された大役も良い機会に。
挑戦の連続を成長につなげる。
僕は追手門学院中学校からの内部進学で高校に来ました。中学受験をしようと思ったのは親の勧めでしたが、この学校に決めたのは自分自身。自宅から近かったことと、オープンスクールで参加した『プログラミング体験』がとても楽しかったことが決め手となりました。入学してから驚いたのは、探究だけでなく、国語や数学などを含むほとんどの科目で『リフレクション』、つまり『振り返り』に力を入れているということ。たしかにリフレクションをするかしないかで授業の習得度がまったく違うので、その効果を強く感じています。また勉強で分からないところがあったらクラスメイトと一緒に考えたり、校舎の各階にある『ティーチャーステーション』で先生に教えてもらったりすることで、きちんと理解が進んでいるという実感がありますね。
たくさんの人の前でプレゼンをする機会が多いことも、この学校ならではかもしれません。もともと僕は人前で話をするのがあまり得意ではなく、今でも緊張をすることがあります。ただ中学１年生から何度も経験をすることで、少しずつ自信がついてきました。これまでの僕は「ここ一番」というところで体調を崩したり、ミスをしたりしてきました。でも今は結果を恐れずまずはやってみる勇気を持てていて、挑戦した結果、失敗しても成功しても、人は成長できると信じています。今年のオープンスクールでは、所属しているサイエンス部を代表して、プレゼンの司会を務めることになりました。正直に言って僕には大役で、緊張もすると思います。しかし自分を成長させるためのいい経験だと捉えて、頑張りたいです。
挑戦した結果、
失敗しても成功しても、
人は成長できる。
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徳を積み、運を味方に。
行動力を武器に、自立を目指す。
僕の趣味はスマホゲームで、毎日帰宅してから３時間ちかく遊んでいます。それだけやっていると勉強に支障が出ると思われるかもしれませんが、今のところ成績は下がっていません。家族もみんなゲームが好きなので、暖かく見守ってくれています。僕が好きなゲームにあるのが、アイテムなどがランダムでゲットできる“ガチャ”システムです。僕は毎日の生活の中で、善い行いをして徳を積むことで運が溜まっていき、ゲームでいいアイテムが引けるのでは？ と考えて、なるべく人助けをすることを心がけています。もちろんそれで運がよくなると本気で信じているわけではないですが、人から「ありがとう」と言われる行為が好きだし、それでお互いにいい気分になれるので、これからも率先して周りの人たちを助けられる人間でありたいです。
ゲームが好きということもあり、プログラミングに興味を抱いてこの学校に進学しましたが、将来はプログラマーを目指すと決めているわけではありません。これまでサイエンス部ではミニ四駆のコースを組んだり、ドローンを飛ばしたり、また3Dプリンターでものをつくったりと、さまざまな挑戦をしていて、そのどれにもとても興味を持ちました。だからまだどんな職業が自分に向いているのか、何を目指すべきかは分かりません。ただ「ひとり暮らしをしてみたい」という夢はあります。一緒に暮らしている家族のことは好きですが、一人で過ごす時間も大好き。自分だけで生活ができるのか、試してみたい気持ちがあります。「やるぞ！」と決めた時の行動力には人一倍あると思っているので、卒業後に自立できるよう、進路をしっかり決めたいですね。
率先して周りの
人たちを助けられる
人間でありたい。
