Theme1
楽しいと感じるのは応用の部分。
そこに向かって、苦しい部分も乗り越える。
私は追手門学院中学からの内部進学生。塾からの紹介と、母親の提案がきっかけで中学受験を意識し始めます。また小学校の時にいちばん仲がよかった友達と中学校の校区が違ったこともあり、「それならば新しい人間関係にチャレンジしたい!」と思って受験を決心しました。学校の勉強で好きなのは数学や物理といった理系の科目。小学校の頃に通っていた公文の授業で、算数の問題に「どうしたら解けるかな?」と試行錯誤しながら、正解に辿り着けた時の感覚が忘れられず、それからずっと理系派です。もちろん大学も理系の学部を目指していますね。
理系の科目に限らず、そもそも私は“学ぶ”ということが大好き。「これも学びたい!」「あれも学びたい!」と、いつも興味がいろいろなところに飛んでいきます。私が感じているのは、勉強には「基礎」「基本」「応用」の3つの段階に分かれていて、楽しいと感じられるのは応用のところだということ。だからはじめは苦しい部分もありますが「ここを頑張って乗り越えれば、楽しい応用にいける!」と思ったらモチベーションに変わって、基本までも乗り越えられます。学生でなくなってからも、このまま死ぬまでずっと学び続けたいと思いますね。
学生でなくなってからも
このまま死ぬまで
ずっと学び続けたい。


Theme2
ロジカルな考えで、デザインにも挑戦。
勉学に励み、理想の将来に最適な進路を。
高校時代には『ODA(Otemon Design Awards)』に2年連続で参加しました。これは学校のノベルティグッズである公式のハガキをデザインするという学内コンペで、優勝したデザインは実際に使われるものです。ポイントは「いかに学校の魅力が伝わるか」という点で、デザインをするだけではなく、表現のコンセプトや用いる題材、掲載する要素も含めて自分で考えなければなりません。このコンペに参加したきっかけは、学校の食堂のメニューが1カ月間無料になるという特典があったから。私の家では、お昼ご飯は自分のお小遣いから出すルールになっていて、普段は自由に使えるお金を増やすために、毎日自分でお弁当をつくっています。結果的に優勝することはできませんでしたが、とても有意義な経験となりました。理系的でロジカルな考え方が好きな私ですが、それは「デザイン」というどちらかというと感覚的に捉えられがちな領域にも適用できます。まずは入れ込みたい要素を出して、そのバランスを考えながら、ぴったりとハマるレイアウトに辿り着けた時は、数学的な快感がありましたね。
将来やってみたい職業は、エンジニアやプログラマーです。元々スマホゲームが好きだったので、それをつくっているメーカーのことや、どうやってゲームがつくられていくのかなどを調べているうちに「プログラミング」というものを知り、「なんてかっこいいんだ!」「私もそれになりたい」と思うようになりました。「学ぶ」ということが好きな私ですが、受験勉強は苦手な科目もあって楽しいことばかりではありません。しかし「プログラマーになる」という夢を実現するためなら頑張れます。いま志望しているのは奈良女子大学の工学部。幅広い分野が学べて、ゲームだけでなく他のいろいろなシステムの設計や開発に興味がある私には最適な学部です。そこへの合格を目指して、あと少し受験勉強に励んでいきたいですね。
理系的でロジカルな考えは
デザインという感覚的な
領域にも適用できる

